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凹凸の集い

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ラフルで楽しい雰囲気が随所から伝わってくるお宅。
旅先で見つけたお皿や、絵本、そしてお気に入りの小物を家の色んな場所に
飾れるような、仲良し夫妻の空間です。

はじまりの合図

横浜市港北区。
日差しがたっぷり入り、バルコニーからは緑が見えるマンションにお住まいのK夫妻。海外出張の多いご主人と、都内勤務の奥様の二人暮らしです。二人は昨年10月にハワイで挙式をし、12月に日本で披露宴パーティーを開きました。奥様は、結婚式やパーティーの準備がとても楽しく、充実した毎日だったと当時を振り返ります。終わったあとは忙しかった毎日が落ち着き、次に何か同じ様な大きなイベントをしたいと考えていました。ちょうどそんな時期に、ご主人の同僚がマイホームを購入し始めた事や、会社から支給されている家賃補助がなくなることも重なり、マイホームを購入しよう!とお二人で決めたそう。そうとなれば、イベント好きのお二人は行動が迅速でした。物件の条件としては、元々東横線沿いに住んでいたこともあり、同じ沿線で駅近ということ。ただしその条件だと新築マンションではなかなか見つからなかったそうです。また奥様は、TVにて住宅やリノベーションを特集した番組をよく見ており、以前からリノベのファン。そのため、新築マンションで良い場所が見つからないのであれば中古マンションをリノベーションしようと考えていたそうです。早速インターネットで何社かの相談会を予約したところ、nuからのレスポンスが一番早く、その次の日に相談会に参加したK夫妻。そしてすぐに物件の内見もし、全部で3件回ったと言います。3件見た中で、この港北の物件が一番お二人の条件に合っていました。東横線沿いで、駅近。陽当たりも良く、何よりも自宅でホームパーティーを開く機会の多いお二人にはピッタリな広さがありました。nuの営業担当からも、「パーティーを開くなら、70㎡以上あるとゆったりとした広さのリビングを確保出来るし、個室も十分な広さを取れますね。」と背中を押されて購入を決意したK夫妻。ご主人の出張も多く一緒に物件を見られる機会もなかなかないため、これを逃すともう良い条件では見つからないかもと思ったそう。「直感とタイミングが合ったという感じですね」と奥様。そういうわけで、築17年、73.70㎡のこの物件を購入されました。

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つなぐ凹、魅せる凸

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お互いの友人を沢山呼び、ホームパーティーを開けるような家にしたいとデザイナーに伝えていたK夫妻。そして、出張先や旅先で見つけてきた小物の数々をディスプレイ出来る棚も家のあらゆる場所に作りたいとのご要望でした。そんな二人の要望を元に完成したプランは、キッチンを中心に空間の回遊性を持たせた2LDK。一番奥の日差しが入る部分にLDKをつくり、キッチンからまっすぐに繋がる造作のダイニングテーブルが主役の空間となっています。パーティーで大人数が訪れても皆で楽しめるよう、リビングにはあえてソファを置かず、カーペットを敷きTVボードも兼ねたベンチを造作しました。そんなK夫妻宅のコンセプトは「凹凸(おうとつ)の集い」。様々な形の棚やネイビーのアクセント柱、そしてキッチンの床段差やベンチなど、凹凸のあるプランに、いつも仲間が集い、皆で楽しく過ごせる場所というコンセプトです。「みんなでテーブルを囲んだり、カーペットでゴロゴロと寛げたり、その時によって好きな場所を選べるところがとっても気に入りました。」とご主人。キッチンにいる人と皆の視線が揃いやすくなるよう、キッチン部分の床は一段下げています。そうすることで、自然と会話が弾む仕組みをつくり出しました。また、当初の要望にあった小物を飾れる棚も、家の至るところに造作。リビングにはピクチャーレールを取付けて、思い出の写真や海外で見つけた絵を飾れるようにしました。キッチンの腰壁にはマガジンラックをつくり、二人の結婚記念の色紙や、大切な絵本を飾ります。そして寝室にもお花や写真立てを置けるよう、ベッドサイドに棚を造作しました。ベンチ、床の段差、棚やテーブルなど計算された様々な凹凸が家中にリズムを与えてくれます。完成したお宅は、とてもカラフルな印象ですが、実は当初二人が希望していたのは、ナチュラルな白いイメージの空間。というのも、K夫妻が元々住んでいたのはナチュラル系のアパート。次の家でも壁・天井を白で統一し、床のフローリングも白に近い色にしたいと考えていました。しかし、打合せを重ねるうちに実際に使っているものや持っている小物、そして何よりも二人が好きなのはカラフルなものが多いと気がついたK夫妻。そこからつくりたい家のイメージはガラッと変わりました。途中までナチュラルテイストを軸に打合せを進めてきたので多少不安な気持ちがあり、デザイナーに相談してみました。すると「今までの打合せは無駄にはなりません。Kさんの本当に好きなテイストを見つけられたので、もっと良い家がつくれますね!」という言葉を受け、思い切って方向転換することにしました!改めてデザイナーとカラーイメージを相談し始め、みるみる変化していったK夫妻の家。どうせカラフルにするのであれば、チュニジアタイルも使ってみよう!とキッチン横に使用することを決めたり、トイレはブルー、洗面はピンクにしよう!と思い切ったカラーを次々に選び始めました。「家が完成した今になって気がついたのですが、主人の赴任先であったアルジェリアに二人ともインスパイアされていたのかもしれません。」と奥様。そこは、ご主人が結婚前に単身赴任で暮らしていた国。当時住んでいた家は、とてもカラフルだったそう。玄関には石、レンガが積み上げられた壁、エンジや黄色、緑の壁、そしてテラコッタタイルのキッチン、お風呂にはガラスブロック。さらにアンティーク家具付きのお部屋だったそうです。確かにK夫妻宅を見渡すと、アルジェリアの要素がたくさん詰まっているのがわかります。「設計中には、意識していませんでした。なんだか不思議ですね。トイレのブルーも、洗面のピンクも現地の家で使われていたカラーと同じ!!」と奥様。家に飾られている小物などをどこで集めたのか聞いてみても、気に入って使っているお皿などは全て当時アルジェリアで買い付けたものばかりでした。二人の思い出の地から、潜在的にインスパイアされて完成した家。お二人らしい、カラフルで楽しい家になりました。

人と人をつなぐ場所

月に2~3回は必ずといって良い程、自宅でホームパーティーを開くお二人。お互いの友人を呼び、知らない同士でも、皆がそこで仲良くなるのだそう。「最近では、料理が得意な友人から、今度ここを料理教室のスタジオとして貸して欲しいと言われているんです。みんなが楽しめるイベントをどんどんこの家で開催したい!」と奥様。「僕は、今はマンガルームとして使っている子供部屋にプロジェクターをつけて、映画イベントを開きたいんです。」とご主人。そんな風に、人と人をつなぐような楽しいことをいつも考えているK夫妻。訪れる人たちは皆、「とても居心地が良い!」とリビングで一緒にゴロゴロしているそう。(笑)nuの事例を見て「いいな」と思い取り入れたブルーのカーペットもとても気に入っているとのこと。「最終的には思い切ってカラフルにしたことで、自分たちらしい空間が創れたと、とても満足しています。」とKさん。

取材した日は、ちょうどお二人の結婚1周年記念日。「1年目の大切な日を、新しい家で迎えられることは素晴らしいことだと思います。」とK夫妻。大事な日を二人の想いや思い出が沢山詰まった場所で過ごせるというのは、本当に幸せなことだといつも笑顔のお二人を見ていて感じました。最後に、お二人にとってリノベーションとは何かと質問させて頂きました。少し考えてから、奥様から答えていただきました。
「結婚式に次ぐ夢のプロジェクトです!」

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