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カワルハコ

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素材の質感が感じられる真っ白な珪藻土の壁や、無垢フローリングを張った空間。時が流れる程に、お二人の生活に合わせて表情を変えていく、、、
そんなカワルハコが完成しました。
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嬉しかった一言

T夫妻のお住まいは、横浜市にある鴨居駅から徒歩10分の閑静な住宅街の中。
お二人は2年程前から鴨居駅前の賃貸に住まわれていて、緑に囲まれたこの町がとっても気にいっていたそう。ただ、住む程に部屋が手狭に感じられてきて、お二人は引っ越しを考え始めました。もう一度賃貸に住むという手もあったそうですが、住み慣れたお気に入りのこの町なら中古マンションを買ってリノベーションしようという結論に至ったそうです。お二人は以前からリノベーションについて知っていたとの事。「見た目が一様で、パッケージ化された新築があまり好きではないんです。ツルツルピカピかのフローリングも嫌だったし、もっと細部までこだわりたかったから、やっぱりリノベーションかなって!」と仰るのはデザイン関係のお仕事をされているご主人。
リノベーションをすると決めてからは、いろいろな会社の相談会に参加されたお二人。しかし、お部屋に対するイメージが明確でなかった分、リノベーション会社から提案される案もなんだかふわっとしていて、なかなかどの会社にするのか決められなかったんだとか。そんなお二人がnuに出会ったのは、リノベーション専門誌『リライフプラス』。その中に毎週末に開催されている「個別無料相談会」という文字を見つけ参加されたそうです。「相談会で担当アドバイザーの方と話すうちに自分達の理想のプランがやっと見えてきました。あと相談会の最後に“一緒に家をつくりましょう!”と言われた時、なんだか嬉しくなり、ここにしようと決めたんです。」と奥様。会社が決まれば、次は物件探しです。お二人が物件探しで唯一譲れなかったポイントは、住み慣れた鴨居駅から近い場所が良いということでした。最終的にはお二人が前から目を付けていた物件とアドバイザーから提案した物件、どちらも鴨居駅から近い2件で迷われたそう。迷った末、広さと価格で比べアドバイザーが提案した駅から徒歩10分、築30年、63㎡の物件を購入されました。ご自身でも物件をすでに探されていたということもあり、物件は相談会参加後だいたい2週間ぐらいで決められたそうです。

orderreport_60_img02窓際に設けた縁側。グリーンの水やりやお手入れもここですませます。
orderreport_60_img03職人の手で丁寧に塗られた、やわらかさを感じる珪藻土の壁。

変わりゆく表情

物件が決まり、デザイナーと初回のミーティングでお二人が持参したのは1冊のプレゼンシート。そこには、好みの部屋のイメージや、使いたい素材などが写真やコメント付きでキレイにまとめられていました。自分達のアイディアがしっかりと決まっていないのに、それをデザイナーに伝えたところで良い物はできないだろうと思ったご主人が奥様と一緒にせっせと作られたものでした。たくさんの叶えたい夢の中でもはずせないポイントだったのは「シンプルだけど素材にこだわった家にしたい」ということ。また、部屋の中に洗濯物を干せるスペースとたっぷりの収納が欲しいということでした。そんな、お二人の思いが詰まったプレゼンを聞いたあと、nuデザイナーが提案したのは「カワルハコ」というコンセプト。シンプルな箱にすることで、お二人の生活に合わせてお部屋の表情を変えられる、そんな家をイメージしました。お二人とデザイナーのアイディアをすり合せ、出来上がったのはLDKの床に無垢オークを敷き詰め、壁に塗った珪藻土が特徴的なお部屋。「素材にこだわりたい」とおっしゃっていたお二人に、デザイナーは珪藻土を壁に使う事を提案しました。「壁の角が直角ではなく、少し丸みを帯びているところが、やさしさを感じられてとっても好きなんです」とご主人。写真撮影が趣味だそうで、各地で撮影した写真をこの真っ白な壁に飾れば、そこはまるでギャラリーのような空間に変わります。LDKにあった和室は取り壊し、約13畳の開放的な空間に生まれ変わりました。余白をゆったり設けることで、家具をいかようにもレイアウト出来るお部屋に。友人が遊びに来たら、LDKの中心にテーブル、イス、ソファを置いてパーティースペースにされるんだとか。
LDKと廊下を仕切るのは、天井まであるガラスをはめた造作の扉。塗装した淡いブルーがシンプルな白と木の空間のアクセントになり、とても印象的です。奥様は北欧がお好きで、ブルーのアクセントをどこに入れようかと悩んだ末、玄関を開けるとぱっと目に入る扉を選ばれたのだとか。ドアノブもアンティーク調の物を選ばれたところにお二人のこだわりが感じられます。
また、室内に洗濯物を干すスペースが欲しいと仰っていた奥様のために、デザイナーは窓際に縁側を設けました。横に長いモルタルを敷いた縁側の上部に取付けたのは洗濯物を干す為のポール。雨が降っている日や夜に、ここにさっと洗濯物を干せるのでとても助かっていますと奥様。さらにここでは、洗濯物を干すだけでなく部屋中にあるグリーンをひなたぼっこさせるんだとか。太陽に照らされるたくさんのグリーンがある縁側は、ときには小さなお庭にも早変わりします。「最近ここでプランターをペイントしたんですよ!」とそばにある白くペイントされたお手製のプランターを指差すご主人はなんだか嬉しそう。
もう一つのお二人のお気に入りポイントは、玄関を入ってすぐ右にある約4畳の小上がりスペース。たくさんの物を収納したいとの要望に、デザイナーが提案したのは高さが70㎝ある畳を敷いた木の小上がり。畳の下はスーツケースも入るほどの収納スペースになっており、物が多いというお二人には大助かりなのだとか。
今は茶室として使われているそうですが、お客様が来た時には客間にして、イサムノグチの和の照明をつけておもてなし。また、将来家族が増えたらここを子供部屋に変えるというのも一つの案だとか。「春が来たら、ここに桜の花を飾って、お花見をするのもいいなと思っています。」とご主人は言います。

LDKはギャラリーやパーティースペースに、縁側は小さなお庭に、そして小上がりスペースは客間、子供部屋に…“カワルハコ”は実に様々な表情をみせてくれるのでした。

orderreport_60_img04_01アンティーク調の取っ手を付け、淡いブルーで塗装した造作の扉。

orderreport_60_img04_02肌触りの良い無垢のフローリングを敷き詰めたLDK。

orderreport_60_img04_03畳を敷いた小上がりスペース。下部は収納になっている。

とびきりのレモネード

orderreport_60_img052人でお料理をするキッチン。手作りのレモネードが置かれている。

家が完成して最初に足を踏み入れた時のことは今でも良く覚えているというお二人。無垢のフローリングが気持ちよすぎて、スリッパを履かずにずっと素足で歩いていたんだとか(今でも断然素足派だそうです!)。リノベ前と比べて変わったのは、以前よりも家に居る時間が増えて、話す話題も「あそこいいよね〜」「あの家具屋さんにあったイス、リビングに置いたらどう?」と家の話題が多くなった事。「今度、壁が真っ白なのでプロジェクターを取付けて、映画館みたいにしようと思ってるんです!」と意気込むご主人。インタビューも終盤にさしかかった頃スタッフが投げかけたのは「今一番幸せを感じる時間は?」という質問。「休日の朝に二人で一緒に料理をして、それをゆっくり食べている時間が今一番幸せかな。最近はお手製のレモネード作って飲むのが楽しみなんです!なんでもない時間だけど、いいなって思うんです。」そう言いながらにっこり笑うお二人。

質感が感じられる珪藻土の壁、裸足で歩いた感触が気持ち良い無垢フローリング、い草が薫る畳を敷いた小上がり… シンプルながらも素材にこだわったそんなカワルハコは、これからもっとお二人に合わせ表情を変化させていくことでしょう。

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